TE0720 Vitis2020.2でのQSPI書き込み方法
作成者:Taco
Vitis2020.2でTrenz Electronic社製TE0720のQSPIにブートイメージファイルを書き込みます。
開発環境
- windows10 Home
- Xilinx Vitis IDE v2020.2.0 (64-bit)
- ターゲットボード
- TE0720 – 4 x 5 cm SoC Module with Xilinx Zynq-7020
- TE0706 carrier board for Trenz Electronic 4 x 5 cm modules
事前準備
- Vivadoでbitstreamを含むハードウェアファイル(.xsa)を作成しておきます
QSPIからの起動
- [Xilinx] -> [Program Flash]を選択します
- Image File:ブートイメージファイル(BOOT.bin)を設定します
- Init File:FSBLファイルを設定します
- Program Flash memoryを行うにはボードの設定をJTAG MODEにする必要があるのですが、TE0720 にはJTAG MODEの設定がありません。そのため書き込み時に強制的にJTAG MODEにするfsbl_flash.elfをinit Fileに設定します。fsbl_flash.elf、trenz electronic社から提供されているリファレンスデザインの中に用意されております。\test_board\prebuilt\software\xxx_xxx\fsbl_flash.elf(xxx_xxxはボード種別毎のフォルダ)
- [Program]をクリックすることで書き込みを開始します
- 電源OFFしTE0706 User DIP-switch, S1-3 OFF (QSPI-Boot)に設定します
- 電源ONすることでQSPIブートします